会社概要
商号 合同会社NowNever.
英語表記 NowNever.LLC.
本社所在地 〒371-0021
群馬県前橋市住吉町1丁目4−1 302号室
設立 2021年3月8日
代表者 アジズ・アフメッド
事業内容 映像・動画制作(店頭CM/WEB動画/TV-CM/通販・TV番組/会社案内映像
採用映像/販促用映像ツール/イベント・展示会用映像など)
CG制作・写真撮影・広告・カタログ制作・他クリエイティブワーク全般
AZIZ AHMED
アジズ・アフメッド
合同会社NowNever.の共同創業者であり、代表を務めています。2008年に9歳でパキスタンから来日し、幼少期から動画制作を始め、2020年に任意団体「NowNever.」を設立し、2021年に合同会社化しました。現在までに300社を超える企業の映像制作を手掛けています。
また、NPO法人「共に暮らす」の代表理事としても活動しており、外国ルーツの子どもたちの支援に取り組んでいます。特に「ことばのヤングケアラー」と呼ばれる、外国人の親の代わりに通訳や行政手続きを行う子どもたちの負担軽減とキャリア形成に集中できる環境を整えるサポートを行っています。
さらに、群馬県よろず支援拠点でのコーディネーターをはじめ、群馬県多文化共生・共創推進会議の委員としても活動しており、多文化共生社会の実現に向けた取り組みに貢献しています。

Corporate Philosophy|企業理念
Stories stay. ― 物語は、残る。
私たちは、目の前の出来事をただ記録する会社ではありません。
人の想い、地域の空気、時代の揺らぎ。
その一瞬に宿る「語られなかった物語」をすくい上げ、
映像というかたちで未来へ手渡す存在です。
群馬で生まれ、群馬で育ち、群馬に育てられてきたからこそ、
私たちはこの土地の底力を知っています。
山があり、川があり、街があり、人がいる。
そこにある価値を、まだ見ぬ誰かへ、そして次の世代へ。
NowNever.は、
地域と人間の可能性を信じ、「新しい器」として存在し続ける
Mission|ミッション
映像の力で、群馬を元気にする。
大きなメディアでは拾いきれない現場の声。
数字では測れない、人の温度。
一過性の広告ではなく、積み重なっていく「記録」としての映像。
私たちは、
企業・行政・地域・個人の想いに深く入り込み、
その本質を映像として翻訳し、社会に届けます。
映像をつくることは、誰かの挑戦に伴走すること。
NowNever.は、映像を通じて
地域の挑戦を支え、未来につながる力を生み出します。
Vision|ビジョン
地域に根ざし、社会にひらかれた「映像の拠点」へ。
NowNever.が目指すのは、
単なる映像制作会社でも、広告代理店でもありません。
群馬から始まり、日本各地へ。
地域ごとの文脈を尊重しながら、
「ここにしかない物語」を世界水準の表現で残していく。
私たちは、
映像を入口に、地域と社会をつなぐハブになります。
ルーツ
2020年4月〜
2021年4月〜
2022年4月〜
2023年4月〜
2024年4月〜
2025年4月〜
任意団体として、NowNever.が誕生、2020年新型コロナウィルスにより連日、テレビや新聞といった大きなメディアでは新型コロナウイルスに関する報道が飛び交っていました。
そんな中NowNever.では、大きなメディアでは取り上げられない様々な人々の現場の「ナマ」の声を届けるためのプロジェクト、『アフターコロナ企画』を実施しました。大学3年生でありながら地元企業の群馬YAKULTなどのプロモーションを手がけ、法人化し自宅ガレージから事務所をスタート。
2期目がスタートし、自宅ガレージから大学年4年生となり卒業前に、前橋中央商店街にオフィスを移動。
3期目がスタートし、大学を卒業し、本格的に会社として歩みを始める。
4期目がスタートし、事業内容を映像制作から企業のコンサルティングをはじめ、イベントの企画や運営、人材マネジメントセミナーなどを多数の事業を展開する。
5期目で、前橋市中央商店街から500mほど離れて、広瀬川沿いに事務所を移転する。
6期目がはじめり、事業の幅が映像制作をはじめ、地域の課題解決や社会問題に対してもさまざまな事業をサポートする。
事業への想い。
Stories stay.
「NowNever.」が、群馬で撮り続ける理由
“好き”から始まった会社が、地域の声を残す存在になるまで
「群馬って、何もないよね」
そんな言葉を、地元で暮らしていると一度は耳にします。でも、NowNever.はそれをきっぱりと否定します。
山があり、四季があり、街も自然もある。
そして何より、そこに暮らす人たちの“物語”がある。
NowNever. が掲げるキャッチコピーは、Stories stay.(物語は、残る)。
我々が目指すのは、派手な広告をつくることだけではありません。地域の空気や人の温度まで、映像で残していくこと。
その原点には「好き」と「偶然」と、そしてコロナ禍の現場で感じた“使命感”がありました。
「どんな会社?」と聞かれたら、まずは“映像制作会社”と答えます
――地域に根ざしながら、行政・企業の仕事が中心
Q:NowNever.は、どんな会社ですか?
アジ: 自分たちでは「映像制作会社」と呼んでいます。取引先のほとんどは法人、行政や自治体ですね。7割は群馬県内の組織で、そのうち半分以上が前橋です。
Q:群馬の会社、というより“群馬をターゲット”にしている?
アジ: いや、群馬県民をターゲットにしているわけではないんです。あくまで「地域に根ざした会社」として活動していきたい。僕たち2人とも群馬出身で、関わってくれているスタッフも群馬が大好きなんですよ。
「群馬なんて何もない」と言われがちだけど、実際は山も四季もあるし、街も自然もある。とても魅力的な場所です。
原点は“写真”。需要じゃなく、ただ好きで撮っていた
――星、虫、鳥。山に登る仲間の遊びが、今の礎に
Q:もともとは写真から始まったんですよね?
カゴ: そうですね。友達同士で集まって、山に登って星や虫、鳥などの写真を撮っていました。だから、需要があるから応えたというより、「好き」から始まってるんです。
プロになろうとか、事業にしようとか、最初から思っていたわけではない。
ただ「撮りたいものがある」から撮る。
その純度の高い衝動が、NowNever.の原点になっていきます。
転機は“FIND GUNMA”。榛名の映像が、世界を変えた
――特別賞を取った瞬間、「映像もアリかも」と思った
Q:映像へ舵を切ったきっかけは?
アジ: FIND GUNMAという群馬の魅力PRコンテストを見つけて、「群馬の魅力を一番知ってるのは僕らじゃない?」って。榛名を舞台に動画を出してみたら、特別賞が取れてしまって。「これは映像もアリかも」と思ったのが始まりですね。
写真から映像へ。
一歩踏み出した途端、景色が変わった。
でも当然、ただ「動画撮ります!」と言っているだけでは、仕事は来ません。
彼らが本当に“仕事”として映像に向き合い始めたのは、すぐ次に訪れた出来事——コロナ禍でした。
コロナ禍で気づいた。「学生だからこそ、ゼロから動ける」
――社会が止まる中で、逆に“役割”が見えた
Q:「仕事が回り始めるまで」には段階があった?
カゴ: ありました。コンテストをきっかけに「YouTubeやってみよう!」ってなったタイミングで、コロナが来てしまって。大学も開いてないし、授業もないし、経済も停滞してるし……大人たちは前代未聞の出来事ですごく困ったと思います。
アジ: でも学生って、ありがたいことに「ゼロスタート」なんですよね。仕事してる方々はマイナスからゼロに戻すことに奮闘していたけど、学生は立場が守られている分、動けばプラスにできる。だからこそ、自分たちに役割があるんじゃないかと思ったんです。
止まってしまった社会。
不安と混乱の空気。
その中で、若い2人が見つけたのは「自分たちにもできることがある」という手応えでした。
“草津の現場の声”を残したい。アフターコロナ企画、始動
――テレビは来る。でも本当に困っている人の声は届かない
Q:草津温泉の取材が、最初の大きな動き?
カゴ: そうですね。草津温泉が大きな打撃を受けていると知って。草津は群馬の経済を支えている温泉地で、観光客がゼロなんて今まで一度もなかった街です。
テレビは取材に来るけど、「人がいません」って実況して、観光協会に一言コメントさせて帰っていく。でも本当に困っているのって、旅館やお店の人たちなんですよ。そういう生の声が世の中に届かなきゃいけない、と感じて動きました。
思い立ってから行動までは早かったと言います。
親戚づてのつながりも後押しになり、彼らは草津へ。
カゴ: 一週間くらい草津に泊まり込みました。飲食店、温泉旅館、スーパー、スキー場、商工会議所、県議会議長など、本当にいろいろな業種の方を取材して。30本以上作りましたね。あれが動画仕事の始まりと言ってもいいと思います。
取材の合間にレポートを書く。オンライン授業が支えた学生の機動力
――「コロナ禍だからこそできた動き」
Q:大学の授業はどうしていたんですか?
カゴ: 取材期間中は旅館に滞在し続けてましたが、授業はオンラインだったので、場所を問わず受けられたんですよね。オンタイムじゃなく、講義映像や資料を見てレポートを書く形式の授業もあって、取材の合間にうまく調整してました。コロナ禍だからこそ出来た動きですね。
“学生だからこそ動けた”という言葉は、ただの勢いではなく、
あの時代の条件と覚悟がセットで生んだ、リアルな強さでした。
次は「笑顔と感動」を届ける番。結婚式場と組んだ撮影プロジェクト
――“仕事”へ近づいた、10回の挑戦
草津での取材を経て、NowNever.は次の動きへ。
カゴ: 「ぐんまに笑顔と感動を届けるプロジェクト」という活動を始めました。コロナで売上が大きく下がった結婚式場と、衣装やヘアメイク、カメラマンなどの有志がタッグを組んでロケーション撮影をするプロジェクトです。10回くらいやりましたね。
そしてここで、はじめて“受託案件”につながる出会いが生まれます。
アジ: その時、飲み物を提供してくださったのが群馬ヤクルト販売さんで。そこからの繋がりで会社プロモーション映像を作らせていただけることになりました。正式な「仕事」としては、それが最初の受託案件ですね。
――大学の縁が、信頼につながる瞬間
カゴ: 群馬ヤクルト販売さんと仕事をするにあたって、出身大学の共愛学園前橋国際大学というネームバリューが役に立つことを知りました。「共愛なんです」と言うだけで親近感が出るんだなって。
地域で活動することは、ただ技術を見せるだけじゃない。
信頼の入口をつくるのも、大切な仕事だと彼らは知っていきます。
任意団体からスタートし、広い業種へ。だから法人化を選んだ
――“はやる気持ち”で、1期目が1ヶ月になった(笑)
Q:NowNever.がチームとして立ち上がったのは、その頃?
アジ: まず任意団体としてNowNever.を立ち上げて、銀行口座を作って、そこに報酬を振り込んでもらいました。そこから自然塾寺子屋(甘楽町のNPO)や、トレイルランニングの日本チャンピオンの方など、広い業種に展開していけましたね。
Q:法人として登記しようと思った理由は?
アジ: これからもっといろいろな案件を受けるなら、やっぱり企業のほうがいいなと。創業メンバーの佑太朗の専門が情報・経営だったこともあって、ハードルもそこまで高くなかったんですよね。
ただ、はやる気持ちで3月に登記したせいで、NowNever.の1期目はたったの1ヶ月になってしまいました(笑)。書類ができ次第、すぐ登記したかったので。
カゴ: 名刺の作り方もよく知らなくて、2人の名前を1枚に入れて同じものを配ってました。毎週のようにデザイン変えて、紙も文房具屋で買って印刷して。とにかく手を動かしてみるところからでしたね。
技術は“見えないところ”に宿る。違和感のない映像を作りたい
――気づかれない調整が、気持ちよさになる
Q:映像制作で普段気をつけていることは?
アジ: 良いショットを撮るために、なるべくいろんな方法を使います。バイクを追いかけて抜け切るダイナミックなカットが欲しくて、ドローンを木に突っ込ませたこともあります(笑)
カゴ: 脚が折れてもアロンアルファでくっつければ継続できますしね。もちろん安全には注意した上で、ですが!
豪快なエピソードの一方で、編集の話になると2人の言葉はぐっと繊細になります。
アジ: 編集って、やろうと思えば無限に時間をかけられる。自分たちなりの基準はあるけど、お客さんの要望があれば合わせるようにしています。
カゴ: 細かいこだわりって気づかれないことが多いんですけど、僕らはそれでいいと思ってます。違和感がないってことですから。BGMのメロディ順を入れ替えたり、ブレたカットをスローにして安定させたり。気持ちよく、引っかかりなく見てもらいたい。
アジ: 完璧に感動するものを見たあとって、言葉が出ないじゃないですか。プレゼンして、みんながポカーンとしてたら、それが嬉しいですね。
外に開く理由。「ここにいれば大丈夫」と思える場所をつくりたい
――多様性は掛け算。若者を囲い込まない
NowNever.の事務所には、学生を含めいろいろな人が出入りしているといいます。
忙しい中でそれを維持するのは簡単ではないはず。それでも“開いている”理由があります。
アジ: 「ここにいれば自分は大丈夫」と思える場所があると、コミュニティの可能性が広がる。苦手なことがあっても誰かが助けてくれて、自由に表現できる場所。社会ってそういうものだと思うんです。
カゴ: 多様性は足し算じゃなく掛け算なので、予想できないことが起きて面白いんですよね。
アジ: 僕はパキスタン出身で、日本語ができない状態で日本に来て、最初はすごく孤独でした。あの時、誰かが話しかけてくれたら、一緒に何かをやってくれたら嬉しかった。同じことを考える学生がいたら、その受け皿は必要だと思っています。
アジ: でも若者を囲い込みたいわけじゃない。個性が消えちゃうから。とにかく若者が自分の足で立って、強くなって社会に出ていけるようにしたい。人見知りでも、編集ができるならプロになれる。できないことは分担すればいいんです。
「新しい器」へ。敵を作らず、突き詰めて、ひらいていく
――映像制作にとどまらず、地域に関わる存在へ
Q:今後、NowNever.はどう展開していきたいですか?
アジ: 群馬県庁くらいの事務所がほしいですね(笑)。それくらいの規模まで成長したい。そこには大手広告代理店みたいにいろんな業種が入ってきて、映像制作にとどまらない領域で地域に関わっているような。
カゴ: 地域で言えば、いま力入れてるのが茨城です。官民連携で、やりたい人の活動を助ける環境があって、自分たちのリズムと合う部分が多いんですよね。
アジ: どう戦うの?と聞かれたら「敵を作らない」と答えるかもしれません。自分の領域をとことん突き詰めて、開いて、そこで戦う。NowNever.には真似できない多様性の力がある。技術を磨くだけじゃなく、「新しい器」として存在していたいです。
Philosophy|地域と人間の可能性を信じ、「新しい器」を目指す
社会は、それぞれが得意なことを持ち寄り、役割分担することで成り立っています。
NowNever.は、私たちが愛し、得意とする「映像」という分野で、この社会の力になりたい。
魅力あふれる地域、伴走してくれる仲間とともに、人々の器となるような新しい映像制作会社の姿を目指していきます。


